だいぶ前から発表されていたことなのだけど、さっきNHKで見てびっくり。
ほ、本当にやりやがった。。。
Σ(゚Д゚;
「ワード」など 国は購入せず
中央省庁で使う文書作成などのコンピューターソフトについて、国は、特定の製品ばかり購入するのは公平性に
欠け公共機関として認められないとして、1日から、マイクロソフト社の「ワード」など標準的な規格と互換性のないソフトを原則として新たに購入しないこと
になりました。(7月1日 21時1分)
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2007/07/01/t20070701000142.html
で、この「標準的な規格」って何?てことで情報ソースをたどって調べてみたら、どうやら「ISOやJISで規程されているようなもの」ってことらしいです。
情報システムに係る政府調達の基本指針 p.20
原則として、独自の機能、独自のデータフォーマット及び独自の方式を使用せず、国際規格・日本工業規格等のオープンな標準に基づく要求要件の記載を優先する。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070301_5.html
[PDF]http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/pdf/070301_5_bs2.pdf
ISOやJISで規程されてるワープロソフトってなんすか?(゚Д゚≡゚Д゚)と思ってまたまたさがしてみたら、普段使ってるOpenOfficeのサイトにこんな記述がありました。
OpenOffice.orgはこんな特徴のあるオフィスス
イートです。
ワープロや表計算、プレゼンテーションがまとまって入っている
無料で入手できて、自由に利用できる
Microsoft Officeと高い互換性がある
OpenDocumentフォーマット(ODF)という標準ファイル形式(国際標準規格ISO26300)を採用している
「オープンソース」という方針で開発されている
てことは何?今後、中央省庁では、大規模システム導入時にOpenOfficeで開けるようなファイルを要求してくるというわけかな。なんかOOユーザーとしてはうれしいな。
あと、検索しているときに偶然引っかかった情報の中には、省庁では既に6割ぐらいがオープンソースシステム(Linux,Apache,MySQLなど)を利用しているといった調査結果がありました。
まぁ、確かに自衛隊とかでWindows使ってるのってどうなのよ?とは思ってましたよ。民生品向けのコンピュータ・ウィルスで情報漏洩する危険性を孕んでいるわけですしね。って、そういや既にWinnyでイージス艦の機密情報が漏れてましたっけ… orz 自衛隊は独自OSにしとけ…
ということで。前置きが長くなりましたが、今回お勧めの逸品はこちら。
日本語の最新版はVersion2.1となっていますが、ちょっと前に記事にした "Ubuntu 7.04 日本語版" をインストール(LiveCDでも可)すれば、現時点の最新版である OpenOffice 2.2 が日本語化されています。Excelユーザーであれば、2.2の方が使い易いと思うのでお試しあれ。
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