2007/09/22

渋滞学

 連休になると毎年決まって渋滞になりますけど、それを物理数学的に研究している人の書いた本です。



 で、そもそもなんでどらごときがこんな物に興味を持ったかというとですね。人気のあるECサイトで人気の商品を仕入れると、お客さん同士で限りある在庫の取り合い合戦になるんですが、どんどん入荷しても入っては消え〜入っては消え〜の繰り返しで、画面の前に張りついてないと何日待っても買えないんですよ。 それだと昼間っから自宅でパソコンとにらめっこしてるだけのアレな方にしか行き渡らないじゃないですか。 で、なんとかなんないかなぁと、いろいろ情報工学やら人工知能やらを漁っていたら見つけたのです。
キタ━(゚∀゚)━!!!!!



 そうですよ。渋滞なんですよ。ネットのパケットもECサイトの注文も、電車も車もエレベータも。あとアリも。みーんな渋滞してるんです。だとしたら渋滞を構成する人間やアリを「勝手気ままに意思を持つ粒子」として、その運動方程式を見付ければいろいろ解決するかもしれないよねと。 どうやら確率で論ずることが出来そうだみたいな事が書いてあったけど、どらはまるで波動方程式じゃないか?と思ったよ。あ、そういえば渋滞は波として伝わるともあったな。渋滞ってのは量子力学なのだろうか。。。



 んー。秋の夜長だ、ちょっと考えてみるか。まだ始まったばかりの学問らしく、この本自体にはあまり深いことは書いてありませんので、ちょっと(満員)電車の中で読むにもちょうど良いと思います。みなさんのお仕事でも何か渋滞はあるでしょうか。ひょっとしたら役に立つヒントが埋まってるかも。
















第1章 渋滞とは何か

第2章 車の渋滞はなぜ起きるのか

第3章 人の渋滞

第4章 アリの渋滞

第5章 世界は渋滞だらけ

第6章 渋滞学のこれから



第1章 渋滞学とは何だろう

第2章 新しい渋滞学はこう考える

第3章 人間行動のモデル化とシミュレーション

第4章 日常に見るいろいろな渋滞

第5章 動物も昆虫も渋滞する!

第6章 渋滞のなくなる日


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