七夕 ネタということで。w
国立天文台がフリーで提供するプラネタリウムソフトというか、宇宙探検ソフトとでもいうか・・・そんな宇宙空間のシミュレータの紹介です。このMitakaというソフト、恒星や銀河の位置を最新の学説に基づいて正確に再現しているので、まるで光速の何倍ものスピードで銀河の外までバーチャル宇宙旅行をするような体験が出来るのです。中学や高校の授業なんかでも教材として使えると思いますよ。ダウンロードはこちら。
(Mitaka バージョン1.2.0)
さて、インストールですけどWindows版は書いてある通りにやってもらえればうまくいくと思います。が、Mac版が本家からは提供されていないので「Mitaka plus」というフリーの拡張ソフトのお世話になるのです。しかしこれ単体では動かないので、なんとなくダウンロードしてみてクリックしてみても「アプリケーション"Mitaka Plus"は予期しない理由で終了しました。」と言われてしまいます。ここで困ってしまって、わんわんわわんって泣いてばかりいる先生もいるんじゃないでしょうか。なので今回は、このMitakaをMacでも使えるようにするソフトのインストール方法も一緒に紹介しておきます。
STEP1.まずはWindows版をダウンロード
Zip形式で圧縮されているMitakaのWindows版をダウンロードし、デスクトップにでも解凍しておいてください。(でかいです。ADSL以上の回線を推奨)
STEP2.MtakaPlusのMac版をダウンロード
下記より、sit形式で圧縮されているMtakaPlusのMac版をダウンロードし、同じくデスクトップに解凍してください。
(Mitaka Plus version 1.0.0 MacOSX 10.3.x / 10.4.x (Universal Binary)版)
STEP3.Dataの中身をコピー(ここがポイント。)
MitakaPlusを解凍したフォルダにDataというフォルダがあるので、その『中身だけ』を、Mitakaを解凍したフォルダの中にあるDataフォルダの『中に』全てコピーしてください。このとき、MitakaPlus内のDataフォルダをそのままドラッグ&ドロップでMitaka内にコピーしてしまうと、Mitaka内のDataフォルダをMitakaPlus内のDataフォルダで完全に置き換えてしまうため、必要なファイルが消失します。必ずDataフォルダの中からDataフォルダの中へ移動させてください。
STEP4.起動アプリのコピー
MitakaPlusを解凍したフォルダにある Mitaka Plus の起動アイコン(Mac用プログラム)を、Mitakaを解凍したフォルダの中にコピーしてください。
あとは出来上がった Mitakaフォルダ をアプリケーションフォルダにでもコピーして、アイコンをクリックすれば起動します。さて、起動したらメニューから[離陸・着陸]→[離陸・着陸]を選択してください。画面が地球から宇宙を眺めるような視点に切り替わりますので、PageDown(PowerBookなら[fn]+[↓])を押します。どうです?w
地球を離れて、小惑星帯、オールトの雲、天の川銀河、銀河の泡構造などなど、とりあえず今現在、私たちが観測することの出来る百数十億光年先まで再現されているでしょ。まぁ難しいこと考えなくても、宇宙を旅するのは面白いですよ!
sit形式ファイルの解凍には、StuffIt Expander が必要です。
返信削除https://www.act2.com/download/freeware/stuffit/