2009/08/22

薄型PS3発売!でもLinux対応が消えちゃった・・・。

 ネットの片隅でずっと噂になってた薄型PS3。ついに発売されますね。値段も3万切るそうで、これぐらいなら家電量販店で薄型テレビ買ったついでのポイントとエコポイントを一緒に使えば、ほとんど只で手に入るんじゃね? って気になってしかたなくなったので、勢いに任せて調べてみました。

[E:thunder]まず、消費電力。
 だいぶ下がったみたいですね。初期型みたいに「まぁこれは暖房器具だから」とか言われないですむぐらいにはなったんだろうか[E:coldsweats01]。実際に動いてる所が見えないのでなんともです。気になるー。

[E:scissors]つぎ、PS2互換。
 これは今回も見送り。噂では米国と日本で、Cellを使ってEE(PS2の描画エンジン)をエミュレーションする特許が申請されたってことだったので、期待してたんですけどね[E:bearing]残念。互換なんかいらねって言う人も多いけど、やっぱりうちにあるPS2のRPGとかアップコンバートされた映像で見てみたいなぁという思いはあるのです。(最近はテレビがやってくれるみたいですけど)

[E:penguin]最後、Linux。
 うっぎゃー、なくなってるー[E:crying]。つまりあれだ。PS3にLinuxをインストールしてクラスターやらとかでスーパーコンピュータにしちゃおうぜ的な使い方をしたい人(Welcome To The PS3cluster Guide)は、今の内に旧型買うしかないってことなの!!?
最後のLinux対応PS3になりそう[E:bearing]な旧型
初期ロットって大丈夫だろか[E:catface]な新型

んー、これは・・・新型買うか[E:libra]旧型買うか・・・悩ましーな。(並べると小ささがわかりますな)

 あれ? ていうか、UbuntuやらfedoraやらYellowDogやら、どうすんだ!? [E:weep]
 なんかソニーって、いつも食い散らかすだけですぐ投げ出しちゃう印象ありますね。AIBO[E:dog]のOpen-Rとかも消えたし。。なんかもう、オープンソースやら標準化やらに手ださないでほしいな・・・[E:gawk]・・・。

て、Blu-rayは大丈夫・・・だよね www

2009/08/10

「よくわかる現代魔法」でラノベに目覚めた?

児童文学とか好きでよく読むのですが、ライトノベルは・・・なんか邪道感漂ってるっていうか、挿絵になってるキャラ類が手に取り難いっていうか・・・、まぁいろいろあって読んだことなかったのです。でも最近「よくわかる現代魔法」という作品を読んでみました。うん、面白いねwww。やっぱ食わず嫌いはよくないんですよ(必殺:手のひら返し)。





 んー、正直ちょっと物語に深みがない。ジャンル名の通りライトな小説なんで、だいたい1冊分を1日で読み終えちゃう。激しく(物理的に)重たいファンタジー小説とか読みなれてる身からすると「え、えぇぇぇ[E:sad]」って放り出された感がなんともいえず悲しいような寂しいような所はありますけど。まぁそういうもんなんでしょう。表現手法が文章というだけで、内容は漫画に近いかもしれません。絵のない漫画といえばいいのかな。そう思うと気楽に楽しめますね。(でも所々、過去の文章のコピペが出てくるのだけど、あれはどうかと思うよ[E:sweat02])

 で、この「よくわかる現代魔法」、最近テレビアニメとして放送されていたり、ジャンプSQで漫画版が連載されちゃったり、なにやら盛り上がっているようです。小説の内容はあんまり詳しく書かないようにしますけど、人体を使って練りだしていた古典魔法にかわり、コンピュータを使って魔法を出力する現代魔法。これを習うドジっ子属性の主人公が孤軍奮闘しながら成長してゆくという。。ついうっかり1行で詳しく書けてしまいそうな内容です。

【TVアニメ版】



【コミック版】


 でも、「現代魔法」や「どんな魔法もなぜか金だらいに変換してしまう特異体質の主人公」というアイデアが面白く、物語を広げようと思えばいくらでも広げてゆけそうな感じがします。完全にアイデア勝ちな作品なんですよね。

 書いてる人にそんな気があるかないかは知りませんが、この作品「見えない敵をエコー使って追いつめてゆく潜水艦もの小説」や「あらゆる兵器を無効化すれば最小の攻撃力でも最強と同じであるというイージス理論」にも通ずるところがあるなぁなんて読みながらいろいろ考えてしまいます。そういえば、どんな攻撃も無効化するイージスの盾ってギリシャ神話の女神アテナがもってたんですよね。そうかイージスの盾って金だらいだったのかぁとかいう妄想を次々かきたててくれる。

 読み手を引き込むというか、むしろ読み手の想像力しだいでいくらでも面白く広がってゆく作品ってのは珍しいと思うのです。