2008/02/14

あじ御飯

関東近県のセブンイレブンで売られている「あじ御飯」。

最近はまってしまいました。 最初に興味を持った理由は、どこから見ても 『猫まんま』 だろぉ?!というこの風貌でした。 厳しいであろう企画会議をよくぞ通ったなと。 で、おもしろ半分に買ってみたのですが、これが旨いのですょ!!ヽ(゚∀゚)ノ
あ、でもコンビニで暖めてもらっちゃダメです。 おいしい思いしたいなら自宅のレンジで適温にしましょう。(なんでコンビニの電子レンジはあんな完膚なきまでに加熱するのだろう…orz)

なんかもぅ、ひとくちで猫の気持ち。 よくわかります(゚ω゚=)



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※味付けは人間向けです。絶対に猫へは与えないでください(w



http://www.sej.co.jp/products/kanto/080211/zenkoku_new05.html



2008/02/10

ライラの冒険シリーズ

 黄金の羅針盤が映画化されて3月に公開されるそうです。テレビで見て、なんか有名な作品なのかなと思ったので検索してみました。英国の子供たちがハリーポッターを卒業ししてから読むとかいわれるぐらい有名だそうです。しらなんだ… orz ていうか、まだ日本ではハリーポッター終わってないし…。とか思いつつも気になったので買ってみました。全三部作。どう考えてもじっくり読む時間なんかないので、身動きとれない電車でもなんとか読み進められるであろう文庫版全巻を大人げなく大人買い。w



 児童文学の代表作って紹介されていたので、分かりやすい勧善懲悪モノかなぁと思っていたのですが、違いました。登場人物が多いし、それぞれが独自に自分の考えで動いていて、状況に応じて考え方を変えてしまう。大人が読んでも楽しめますよ、これは。 全体的にキリスト教的な世界観を元にしていますが、協会支配による進歩の停滞を否定しようとするような姿勢を感じました。むしろキリスト協会の影響が少ない日本人の方がなじみやすいかもしれないね。



 さらにいうと、ちょっとばかりSF要素が入っているので量子物理学のことを知っていると、もっと楽しめるんですよ(あぁ深く知っている皆様はフィクションなんで大人しく目をつぶっててw)。 もし、これを読んだ子供が大きくなって量子力学を学んでからもう一回読み返したとしたら、びっくりしますかね。それとも、びっくりしないぐらい常識的なこととして受け入れてしまっているのかもしれない。 私たちから見ると量子力学というのは何やらあやしげな魔術のようにもうつりますよね。 目の前のパソコンがどういう原理でデータを記憶し処理しているのか、頭上の蛍光灯はどういった原理で光っているのか、簡潔に説明するのは難しい。この物語の中では電子(電気はこちらの世界でエレクトリック、ライラの世界ではアンバリックと呼ばれる。いずれも琥珀[elektron-ギ,amber-英]が語源)をはじめ様々な素粒子のお話が出てきます。 架空の素粒子であるダストがこちらの世界の暗黒物質(本当にそういう研究があります)と結びつけられていたり、そのダストが意識と相互作用するあたりは、物語の出発点であるオックスフォード大学の量子脳仮説をアイデアの基点にしているのかもしれません(※執筆時期と発表時期が時間軸的に一致するかどうかは調べてません。そんな気がするだけ。w)。 また、ガリベスピアンの使っていた異世界間通信は量子テレポーテーションをベースにしたものの様でした。

 こんな具合に今現在の科学や西洋宗教が様々な領域で散りばめられているんです。子供の時この本を読んだら、神を恐れず量子や時空間についての絶対的な偏見を持つこともなく、未来に目を向けられる様になるのでしょうか。それが正しい事かどうかは知りませんが、いつか別の惑星で暮らすことになるかもしれない未来の人たちは、地球の神に縛られる必要などないと思うのです。

 まぁ、少なくともいつだったかうちに来た「原子炉は暴走しても太陽は暴走しません。だから神は絶対です。神を信じれば死んでも生きられます」とか完全に逝っちゃってる人の様に育ってはほしくないなぁとね(w フレアって知ってます?とか、そもそも星ごとメルトダウンしてますけど何か?と小一時間問い詰めて撃退しときました。 真っ当に生きる道に気づいてほしいですな。死後の世界なんか夢見てないで、今を一生懸命に生きようよ…。人生が1つしか無い以上、命が永遠に続くって事は一日の価値が0に限りなく近づくって事でしょう。それは死と同義だと思うよ。












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